竹端 寛(たけばた ひろし)
Hiroshi, Takebata

■略歴
・2003年 大阪大学大学院 人間化学研究科 博士後期課程 修了
・2005年4月 – 2008年3月 山梨学院大学 法学部政治行政学科 講師
・2008年4月 – 2014年3月 山梨学院大学 法学部政治行政学科 准教授
・2014年4月 – 2018年3月 山梨学院大学 法学部政治行政学科 教授
・2018年4月 – 2024年3月 兵庫県立大学 環境人間学部 准教授
・2024年4月 –  兵庫県立大学 環境人間学部 教授

■取得学位
博士(人間科学)

■研究分野
福祉社会学、社会福祉学

■著書
室田信一・石神圭子・竹端寛編(2023)『コミュニティ・オーガナイジングの理論と実践: 領域横断的に読み解く』有斐閣.
竹端寛(2018)『「当たり前」をひっくり返す : バザーリア・ニィリエ・フレイレが奏でた「革命」』現代書館.
竹端寛, 尾野寛明, 西村洋己編著(2017)『「無理しない」地域づくりの学校: 「私」からはじまるコミュニティワーク』ミネルヴァ書房.

■論文
竹端寛(2022)「死にゆく者が生者を束ねゆく : アクターネットワークセオリーで辿る義父の死」『兵庫県立大学環境人間学部研究報告』24 31-42.
竹端寛(2022)「ソーシャルサポートとレジリエンス—特集 はじまりのレジリエンス : 孤立のサポート/孤独のレッスン ; 基礎編 レジリエンスを探求する」『臨床心理学』22(2) 227-231.
竹端寛(2022)「支援者の脱施設化の思想 : トラウマ化された病院を越えて—ハウジングファースト : ポスト入院主義の時代へ」『精神医療. 第5次』(4) 45-52.
竹端寛(2021)「支援と支配 : 「困難事例」を読み解く補助線」『人間と教育』 (110) 26-33.
竹端寛(2021)「対話とポリフォニー:隔離と分断を越えるために」 『臨床心理学 増刊』(12) .
妻鹿ふみ子, 伊丹謙太郎, 竹端寛, 廣田智子, 大井智香子(2020)「共生社会構築に寄与するケア倫理とは―ケアを社会に実装させるための原理と方法― 」『人文公共学論集』 (40).
伊丹謙太郎, 廣田智子, 竹端寛(2019)「共⽣社会構築のための基盤としてのCaring with(1) 連帯を創出する⼒」『人文公共学論集』(38) 72-91.
竹端寛(2018)「【拘束】隔離・拘束を最小化するための4つの視点 」『精神医療』 (92) 039-047.
児島 功和, 竹端 寛(2018)「「意味のある授業」をつくる模索 : ふたりの大学教員の試み」『教育』(869) 67-73.
竹端寛(2018)「「家族丸抱え」から「施設丸投げ」へ:─日本型”残余”福祉形成史」『学術の動向』23(9) 9_34-9_39.
竹端寛(2018)「「ソーシャルワーカーの社会学」に向けて」『福祉社会学研究』15 49-65.
竹端寛(2017)「ケアマネジメントと障害者福祉」『地域リハビリテーション』12(5) 388-391.
竹端寛(2017)「本来的なユニークさを取り戻すために : 「空気を読む」という「統治」をめぐって (“コミュ障”を超えて)」『こころの科学』(191) 21-26.
竹端寛(2017)「オープンダイアローグと精神科文化」『N:ナラティヴとケア』(8) 90-95.
竹端寛(2015)「内なる「他者」との出会い : 困難を抱える人に寄り添うために」『ヒューマンライツ』(328) 10-16.
竹端寛(2015)「合理性のレンズ」からの自由 : 「ゴミ屋敷」を巡る「悪循環」からの脱出に向けて」『東洋文化』 (95) 99-114.
竹端寛(2015)「村上春樹と「内なる異界」 : 『ノルウェイの森』を通じて」『東洋文化』(95) 135-151.
竹端寛(2014)「当事者主体の権利形成・獲得支援」『社会福祉研究』(121) 53-59.
竹端寛(2014)「社会科学に求められる物語論的転回」『山梨学院生涯学習センター研究報告』27 13-21.
竹端寛(2013)「「病気」から「生きる苫悩」へのパラダイムシフトイタリア精神医療「革命の構造」」『山梨学院大学法学論集』70(70) 31-61.
竹端寛(2012)「枠組み外しの旅 : 宿命論的呪縛から真の<明晰>に向かって」『東洋文化』 (92) 173-200.
竹端寛(2012)精神保健福祉法をどう変えるのか : 権利擁護の観点から (特集 精神障害をめぐる法制度のゆくえ : 精神保健福祉法、障害者自立支援法) 『精神医療. 第4次』 (67) 46-56.
竹端寛(2011)「ノーマライゼーションの視点から考える山梨–安心できる地域社会とは 」『山梨学院生涯学習センター研究報告』25,21-25.
竹端寛(2011)「NPOのアドボカシー機能の「小さな制度」化とその課題:―精神医療分野のNPOの事例分析をもとに―」『ノンプロフィット・レビュー』11(1) 33-43.
竹端寛(2011)「福祉現場の構造に関する現象学的考察 : 「U理論」と「魂の脱植民地化」概念を手がかりに」『山梨学院大学法学論集』68(68) 363-389.
竹端寛(2010)『差別の禁止と地域移行・権利擁護政策』「発達障害研究」32(5) 406-414.
竹端寛(2010)「ボランタリー・アクションの未来–障害者福祉政策における社会起業家の視点から」『ボランティア学研究』10 15-38.
竹端寛(2009)「福祉行政職員のエンパワメント研修–障害福祉計画作成に向けた交渉調整型研修の試みより」『山梨学院大学法学論集』63(63) 318-276.
竹端寛(2009)「精神保健政策の変容カリフォルニア州における精神保健政策の分析をもとに」『福祉社会学研究』2008(5) 87-103.
竹端寛(2007)「入院中の精神障害者の権利擁護を巡る実情と課題–「入院患者の声」分析と「入院中の精神障害者の権利に関する宣言」より」『山梨学院大学法学論集』57(57) 191-236.
竹端寛(2004)「日本における精神保健福祉政策形成過程の現状と課題 : 「グランドデザイン案」形成過程分析を基に」『立教社会福祉研究』24 13-21.
竹端寛(2002)「ボランティアとは言わないボランティア–福祉資源としてのPSW」『ボランティア学研究』3 67-83.
竹端寛(2002)「日本の精神病院への行政監査の現状と課題」『ボランティア人間科学紀要』(2) 51-69.
竹端寛(2000)「日本の精神障害者処遇の現実–京都府宇治市とデンマーク・オーフス市の比較調査を通して」『Συν』 (1) 91-111.

■外部リンク
兵庫県立大学環境人間学部 かんなび
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