【概要】

コミュニティ・オーガナイジング研究会(CO研究会)は、コミュニティ・オーガナイジングに関わる研究者・実践者などをメンバーとし、2017年度から活動を開始している研究会です。

COは、特定の学問領域に収まるものではなく、学際的で領域横断的なものであるため、研究会のメンバーも様々な領域の研究者が集まっています(社会福祉学、社会学、政治学、経済学、神学など)。
CO研究会はCOの「蛸壺化」を避けて、領域横断的に研究することを目指しています。しかしそれは、COに関する統一見解を作ることを目指す訳ではありません。それぞれの研究を参照し、学んだ上で、必要であればその視点を参考にしながらも独自のCO研究を展開することを目指しています。

【成果】

CO研究会では、2023年度にそれまでの研究会で得られた成果を書籍として出版しました。
コミュニティ・オーガナイジングの理論と実践: 領域横断的に読み解く

CO研究会では、今までに2つの競争的資金を獲得しています。
コミュニティ・オーガナイジングの理論と実践に関する基礎研究(2019年度〜2023年度)
日本におけるコミュニティ・オーガナイジングの実装と理論(2024年度〜2028年度)

また、CO研究会では内部での研究会だけでなく、国内外の実践者・研究者をお呼びして公開研究会も開催しています。
過去に開催した公開研究会の様子は以下からご覧いただけます。
また、今後も公開研究会を公開する際には、本サイトの新着情報でお知らせいたします。
アーカイブ:CO研究会
コミュニティ・オーガナイジング研究会 公開動画

【現在の取り組み】

2024年度より、親会に加えて実践・研修チームと助成・評価チームを加えて3つのチームで研究活動をしています。
親会はCO研究全体の理論枠組みを提示すること、実践・研修チームは実践事例や海外の取り組みを通じて研修プログラムを開発、助成・評価チームは国内における助成プログラムの枠組みを開発することを、それぞれ目指しています。

CO研究会(2024年度〜) 親会メンバー一覧(実績リンク)
石神圭子 福岡女子大学
小田川華子 東京都立大学
清水潤子 武蔵野大学
竹端寛 兵庫県立大学
津富宏 立教大学
藤井敦史 立教大学
藤井博志 関西学院大学
室田信一 東京都立大学
山崎憲 明治大学
渡辺裕一 武蔵野大学